ほとんどの病気の場合、検査をすれば身体のどこかの部分に異常を認めることができると思います。しかし、年々増加していっている慢性疲労に関しては、検査しても異常が認められないものなのだそうです。こうなってくると、医師としても薬を処方するわけにはいきません。せいぜい、ビタミン剤とかの類を出すぐらいしかできないと思います。特に、この慢性疲労を訴えている看護師は多いようです。
夜勤などがあり、不規則な生活を強いられているために、毎日体が疲れている状態から抜け出せずにいると聞きます。この慢性疲労も精神的な面からの部分が多いようであれば、正直なところ転職や長期の休暇をもらって仕事をしばらくは忘れるということも考える必要があります。そうしなければ、元の身体の状態に戻すことは不可能に近いかもしれません。
ストレスを身体に溜めこまないようにするために適度な運動をするなどの対処法はありますが、体力的にハードな職場で働いた後、休日にあえて体を動かそうという看護師は少ないのかもしれません。それよりも、一日家で寝ていたいというのが本音ではないでしょうか。体力的な慢性疲労でも、深刻な状態にまでなっている場合は、上記の対処法と同じような方法でしか脱することはできないかもしれません。転職して環境を変えれば、そういった状態も改善される可能性も十分にあります。慢性疲労で体を壊してしまう前に、転職という道も考えてみましょう。